ご挨拶

特定非営利活動法人(NPO)
ソーシャルビジネス推進センター
理事長 相内 俊一

小樽商科大学特認名誉教授
(元大学院ビジネススクール教授)
日本認知症予防学会会員

 北海道内の市町村長の皆さま、議員の皆さま、そして、日ごろ介護予防に取り組んでおられる地域包括支援センター、保健福祉課の職員の皆さま、NPOソーシャルビジネス推進センターから、新しい介護予防・認知症予防プログラム「まる元」のしくみをご紹介します。
 「まる元」は、健康運動指導士の資格をもった専門家が地域に住んで、毎週1時間、年間48週運動教室を提供。無理なく、楽しく、安全に、アタマとカラダを「科学的」に刺激して、快適に日常生活を送れる認知力と体力を高齢者の皆様にプレゼントします。健康運動指導士たちは、地域に溶け込んで活躍いたします。民間の約5分の1程度の費用で高いクオリティの運動指導を提供できるのは、「まる元」がNPOとコープさっぽろ、北翔大学による協働事業だからです。
 6年以上の実績をもつ「まる元」は、認知症予防と、元気な高齢者による積極的な介護予防事業への参加プログラム「ゆる元」を用意しています。これらは、北翔大学から全面的にバックアップを受けています。北翔大学は、全国に先駆けて、大学を挙げて認知症予防の知識とスキルを持つ人材の育成を進めています。
 「まる元」は、行政と力を合わせて、軽度認知障害(MCI)をもつ高齢者や歩行に困難を感じ始めた高齢者を早期に発見し、専門家による運動教室と元気な高齢者の運動普及活動(「ゆる元」)をとおして、地域の健康寿命を延ばすことに貢献したいと願っております。

ページ先頭へ